2024/9/13

タイヤの溝

皆さんこんにちは!Yです。
 
本日は【タイヤの溝】についてお話しします。
そもそもなぜ突然タイヤの溝について書こうかと思ったかといいますと、
 
先日ブリヂストンモーターサイクル株式会社さん主催のイベントに参加した際、
社長の佐藤潤さんとレーシングライダーである宮城光さんのトークショーを聞いていて
ふと、以前タイヤの溝がななめになっているのは何のためなんだろう・・・と疑問に思ったことがあったので、せっかくのこの機会!勉強しようと思ったのです。
 
 
正直申し上げますと、今までタイヤに興味はなく、空気圧をおすすめされたらお願いするという程度でした。
 
私も今回のトークショーをきっかけに調べてみて、改めてタイヤの重要性を再認識しましたので、お付き合いいただけると幸いです。
 
 
 
さて、今回のブログのタイトルにもなっているタイヤの溝・・・
ただの模様ではなく、とても重要な役割があります。
 
タイヤの溝の深さは、正確に止まったり、曲がったりといった走行性能に大きく影響を与えるので、溝が浅くなったタイヤではとても危険です。
タイヤの溝が浅いとうまく排水できなくなるため、制動距離が伸びたり、コントロールが困難になったりする可能性が高まり、リスクがあるのです。
 
 
 
 
 また、タイヤの溝の深さが1.6mm未満になると、車検に通りません。
 
 
これは、道路運送車両の保安基準第9条に「自動車の空気入ゴムタイヤは、堅ろうで、安全な運行を確保できるものとして、強度、滑り止めに係る性能等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない」と明記されているルールであり、これに抵触すると、整備不良車と見なされます。
 
 
安全に走る為にも、乗車前点検であるタイヤの確認は必ず行ってから出発するようにしましょう 。
 
 
※なお、バイクのタイヤの溝がななめに入っている理由は、コーナリング中にも排水しやすくするためだそうです。コーナリング時はタイヤがななめになるのでそれに合わせて溝を作っているということですね☺